PRACTICAL VOCAL ACOUSTICS ・ 詳細対話版(大学生レベル)
Practical Vocal Acoustics(実践的声楽音響学)/ Kenneth Bozeman 著
第14章は、これまでの理論章とは明らかに毛色が違うニャ。まず位置づけを確認したい。第6章の倍音:共鳴の相互作用や第9章のターニングオーバーの知覚を「読んで理解する」段階から、この章は何へ移行させようとしているの?
正確な問いピヨ。第14章は実践(practicum)の章で、宣言的知識(「何が起きているか」)を手続き的知識(「身体でどう起こすか」)へ翻訳する場ピヨ。ボーズマンは、声道音響学と倍音:共鳴の相互作用の基本原理がいったん理解されれば、探究を創案する創造性は無限(endless)になりうる、と書くピヨ。だからこの章のエクササイズは「正解の型」ではなく「自分の声と母音と音域に合わせて作り替えるための雛形」ピヨ。射程は、母音のターニング → 声種差 → fR1:1fo追跡 → ウープ音色の[o]、という具体から具体への系列ピヨ。
冒頭の総論で、ボーズマンは「これらの練習は動的喉頭声区調整の探究にも役立つ」と書いている。母音のターニングは声道(共鳴側)の現象のはずなのに、なぜ喉頭声区の話につながるニャ?そこの接続が知りたい。
核心を突いたピヨ。鍵は「音響の両極が喉頭側の調整を引き込む」という非線形の結びつきピヨ。オープン音色とウープ音色は、音響的に正反対の極で、それぞれが対応する喉頭声区を誘発する傾向があるピヨ:
“the acoustic poles of open timbre and whoop timbre tend respectively to trigger full chest and full head laryngeal register adjustments, and any attempted smooth movement between them provides opportunities for intermediate laryngeal adjustments to occur.” → オープン音色とウープ音色という音響的な両極は、それぞれフルチェスト(全胸声)とフルヘッド(全頭声)の喉頭声区調整を引き起こす傾向があり、両者のあいだを滑らかに動こうと試みること自体が、中間的な喉頭調整が生じる機会を提供するピヨ。 14章 §母音のターニングの探究
つまり、音響の両極を意図的に往復させると、その「あいだ」を通る過程で喉頭が中間の混合調整を経験する。声道の探究が、結果として喉頭声区の地ならしになるわけピヨ。だからこの章のエクササイズは、共鳴と喉頭声区の両方を同時に耕しているピヨ。
なるほど。両極を結ぶ「移動」そのものが訓練対象だと。だから単に「正しい音色を出す」のではなく、遷移の過程を体験させる設計になっているんだね。
ここは声種設計の根幹ニャ。高声(treble)と非高声(non-treble)で音響的遷移の回数が違うと言うけれど、その差はどこから来るの?喉の構造の違いではないニャ?
そう、喉の問題ではなく「倍音の間隔」と「第一共鳴の位置」の幾何学の問題ピヨ。第一フォルマント(第一共鳴)はどの母音でもすべて高音部記号(ト音記号)の範囲にあるピヨ。すると高い音域では、低次倍音の間隔が広く開くため、fR1と交差する倍音の数が減るピヨ:
“All of the latter lie in the treble clef, and the intervallic spread of the first several harmonics significantly reduces the number of interactions treble voices will experience.” → 後者(第一共鳴/第一フォルマント)はすべて高音部記号内にあり、最初の数本の倍音の音程間隔の広がりが、高声が経験する相互作用の数を大幅に減らすピヨ。 14章 §高声域と非高声域の違い
結果として、非高声は主にオープンかクローズ音色、ウープは稀。逆に高声は主にクローズかウープ音色、オープンは時折(ベルターはやや多い)ピヨ。低音部記号の大半を歌う非高声のほうが、fR1との交差(ミニクロージャー・クロージャー)をより多くくぐるピヨ。
つまり同じ章のエクササイズでも、声種ごとに「どの交差を、どの音高で踏むか」を組み替えなければ無意味になる。だから本章は最初に声種差を釘刺ししているんだね。訓練の本質的な目標そのものはどう言語化されている?
一文で要約されているピヨ。狙いは「正しい音色を覚える」ことではなく、交差点で適切な移行を感知し、許容することピヨ:
“The essential training goal is learning to sense and allow appropriate migrations per vowel across range and especially at these harmonic:resonance intersections.” → 本質的な訓練目標は、音域全体にわたって、とりわけこれらの倍音:共鳴の交差点において、各母音に応じた適切な移行を感知し、許容することを学ぶことピヨ。 14章 §高声域と非高声域の違い
「allow(許容する)」という動詞が効いているピヨ。移行は能動的に作るものというより、起こるべくして起こるものを妨げないことが基本姿勢ピヨ。
初級の探究で、上行跳躍のときに「情動の内面化」を促せ、とある。すすり泣き・共感・いたずら心・抑えた笑い……。これは情緒的な演出の話ではなく、音響的・運動的な目的があるニャ?
明確な目的があるピヨ。内面化された情動は、上行で本能的に出る「叫び(yell)」反応への対抗策ピヨ。叫び本能は喉頭を持ち上げ、「上へ外へ」と手を伸ばす方向性を生むピヨ。それを、内向きの情動で打ち消すピヨ:
“The affective and internalized directional thoughts are meant to counter the “up and out” reaching tendency that typically accompanies the rising larynx of the “yell” instinct.” → 情動的で内面化された方向性の思考は、「叫び」本能の喉頭上昇に典型的に伴う「上へ外へ」と手を伸ばす傾向に対抗するためのものピヨ。 14章 §初級の探究
同時に、低音域の話声レベルのバジーな音色から、高音域のより滑らかで補完的な音色へ、そして口腔中心から口蓋上方・喉頭下方へ広がる位置的体性感覚へと、音色の移行を「許容」させるピヨ。情動は、その内向きの移動を身体ごと動機づける装置ピヨ。
具体的な最初のエクササイズは、低いピッチのバジーな広母音から大跳躍で高いピッチの滑らかな狭母音へグリッサンドする、というものニャ(図14.1)。ここで一番落としてはいけない指示はどれ?
これピヨ――跳躍を通じて声道長と喉頭位置を受動的に一定に保つこと。これが崩れると、ターニングではなく喉頭の付け替えになってしまうピヨ:
“Tube length and laryngeal position should remain passively constant across the leaps.” → 声道長と喉頭位置は、跳躍を通じて受動的に一定に保たれるべきピヨ。 14章 §初級の探究
狙いは、運動感覚と聴覚の両極(poles)を自分の身体で特定すること。十分に高ければウープ音色まで入って構わないピヨ。狭母音[i]や[u]は歴史的に理解されてきたパッサッジョよりかなり低い位置でターニングオーバーするので、まずこの「易しい文脈」で音響的体験を積ませるのが初級の狙いピヨ。
次の段では、歌うのではなく「話し声の抑揚ループ」でターニングを越えさせる。歌唱ではなく話し声から入るのは、なぜ理にかなっているニャ?
難度の問題ピヨ。ターニングを越える操作は、歌唱より話し声のほうが当初ははるかに容易ピヨ:
“Speech inflection across turning is initially much easier than singing across turning.” → ターニングを越えての話し声の抑揚は、ターニングを越えての歌唱よりも、当初ははるかに容易ピヨ。 14章 §初級の探究
だから意図的にクローズで深い状態を保ったまま、抑揚のあるループを話し、情動でピッチの上下を自然に動機づけるピヨ。表現から自然に出る身振りも許容するピヨ。歌唱という負荷を一旦外して、ターニングの感覚だけ先に掴ませる足場づくりピヨ。
図14.2では、母音の予測ターニングのピッチを第3音(3rd scale degree)に置けとある。あえて中間に置く配置の意図は?
ターニングをまず跳躍で、次に順次進行で体験させるためピヨ。第3音にターニングが来れば、前後に「ターニング下」と「ターニングオーバー後」の音が並び、跳躍で対比を、順次で滑らかな移行を、同じパターン内で味わえるピヨ。しかもこれは応用が効くピヨ:
こうして主要なターニングに平行する音色変化を、より低く易しい音域で先に練習できるピヨ(図14.3が[i]のfR1:2fo、[e]のfR1:3fo、[ɑ]のfR1:4foの交差を比較しているピヨ)。同一ピッチ上で狭母音↔広母音を往復する図14.4の練習にも、自然さのため “He hit me.” / “You would too.” のような短句を表現つきで使うのが勧められるピヨ。
図14.4は、同じピッチのまま狭母音から隣の広母音へ、また戻る練習ニャ。音高を変えないのに音色だけ動かす――この練習で守るべき要は何?
広母音に開いても収束型をできるだけ保つこと。そのために表現で口蓋の高さを維持するピヨ:
“Use expression to maintain palatal height and remain as convergent as possible on the open vowels.” → 表現を用いて口蓋の高さを維持し、広母音においてもできるだけ収束型(convergent)を保つピヨ。 14章 §初級の探究
母音が開く=発散型に崩れる、ではないピヨ。声道の上部の収束を保ったまま開閉度だけ動かすのが狙いピヨ。テキスト案も豊富ピヨ――Tim eats fish.(/ɪ/→/i/→/ɪ/)、He ate meat.(/i/→/e/→/i/)、You know who.(/u/→/o/→/u/)、Would you look?(/ʊ/→/u/→/ʊ/)など。表現が、変化を越えた音色の統一を助けるピヨ。
同じ反復ピッチでも、声種で「どの音色から始まるか」が変わる例があるニャ。[i]→[ɑ]→[i] を “We got sleepy.” で歌うと、非高声と高声で見え方が違うと。
そこが声種差の実演ピヨ。配置は、非高声なら[i]の第一フォルマントのおよそ長6度下(F3-G3付近)、高声なら[i]の第一フォルマントのすぐ下(D4-E4付近)ピヨ。すると同じ[i]→[ɑ]→[i]でも――
[i]→[e]→[ɑ]→[e]→[i] と連ねると変化はさらに段階的になるピヨ。ここで動機づけの情動・狭い調音・目標音色の意識・位置的体性感覚(図11.3, p.105)が、変化を越えた音色の統一に効くピヨ。
中級で一番賢い設計だと感じるのが図14.7ニャ。先に下行でfR1:2fo交差の音色遷移を「モデリング」してから、同じピッチで即座に上行する。なぜわざわざ下りてから上るの?
下行と上行の難度の非対称を利用しているピヨ。ターニングのピッチを下りながら開くのは、上りながら閉じるより容易で自動的なのピヨ:
“Descending and opening through the pitch of turning is usually easier and more automatic than ascending and closing.” → ターニングのピッチを下行して開放することは、通常、上行して閉じることよりも容易で自動的ピヨ。 14章 §中級の探究と洗練
だから E4→B3 の下行で、各ピッチの開閉度と受動的母音移行の感覚を直近の記憶(proximate sensory memory)として刻みつける。その記憶が、続く B3→E4 の上行で各ピッチのモデルになるピヨ。易しい方向で身体に覚えさせ、難しい方向にコピーする――よくできた足場ピヨ。
他にも、同一母音を二段階の開閉度で扱う図14.5、速いパッセージでアジリティを使う図14.6、順次上行→下行の図14.8があるニャ。とくに図14.6で「ダイナミクスをピッチではなく音節に合わせろ」というのは独特だね。
狙いは強度とピッチ変化の独立ピヨ。最も強いジェスチャーを各音節の冒頭音(第1・第3拍)に置き、上行跳躍には置かない。こうすると、ピッチが上がるたびに母音の形を変える癖が抑えられ、機敏なターニングと再オープニングが促されるピヨ。速いパッセージ自体が声道の形状変化を抑制する装置ピヨ。これらすべてを貫く主要戦略は一文で言えるピヨ:
“The primary strategy being used is maintaining tube length while varying the degree of openness/closeness of the vowels being sung to effect smoother, subtler register transitions with minimal vowel migration and acceptable vowel modification.” → 用いられる主要戦略は、声道長を維持しながら、歌っている母音の開閉度だけを変化させること――最小限の母音移行と許容範囲の母音修正で、より滑らかでより微妙な声区転換を実現するピヨ。 14章 §中級の探究と洗練
後半はfR1:1foの遷移と追跡に主題が移る。概念だけ言えば「歌唱ピッチを第一共鳴まで上げて一致させ、さらに上ではfR1を引き上げて1foを追いかける」――単純に聞こえる。なのに本文は「実践は難しくニュアンスに富む」と強調する。どこが難しいニャ?
原理は確かに単純ピヨ。第一フォルマントのピッチに達したら、そこから上は母音の開放によってfR1を上昇ピッチと連動させ、完全な共鳴と振動体への有益なフィードバックを保つピヨ:
“Once the singer reaches the pitch of the first formant, from there on up the first resonance must be raised by vowel opening in tandem with the rising pitch to maintain full resonance and for beneficial feedback on the vibrator.” → 歌手が第一フォルマントのピッチに達すると、そこから上では、完全な共鳴と振動体への有益なフィードバックのために、母音の開放によって第一共鳴を上昇ピッチと連動させて引き上げねばならないピヨ。 14章 §fR1:1foの遷移と追跡の探究
難しいのは「どう開くか」ピヨ。顎をさらに下げてfR1を上げるとき、唇と舌は正確に何をするのか?前舌母音で舌背と上顎臼歯の接触をどの高さまで保つか?唇を丸める母音はどこまで丸めを許すか?これらは全部能動的母音修正の問題で、共鳴的な話し声の第一フォルマントより上で頻繁に歌う高声に特に関わるピヨ。
では、開き方の「正解の方向」はどう言語化されている?無秩序に顎を落とせばいい訳ではないニャ。
目標は明快ピヨ――当該の母音とピッチで共鳴器の収束を最大化し、振動体への最善のフィードバックを確保しつつ、明瞭性(intelligibility)を快適に可能な限り高くまで拡張することピヨ。そして歌手は表現と外見の自然さ・発声の快適さ・共鳴に導かれるべきピヨ。だから「不自然な調音」には音響的な正当化が無いピヨ:
“There is no compelling acoustic reason for strangeness of articulation.” → 調音の不自然さに、説得力のある音響的理由は存在しないピヨ。 14章 §fR1:1foの遷移と追跡の探究
西洋クラシック音色が要求するのは、前方・口腔中央の口蓋挙上感(あくびではなく硬口蓋への付着に近い感覚)、母音とピッチが許す限りのF2調整のための舌背の高さ維持、そしてその舌背の下での弛緩した喉の開放と安定した喉頭ピヨ。無理のない「呼びかけ(call)」が、高声域ディクションの外見の概略ガイドに使えるピヨ。
具体的なエクササイズに入るニャ(図14.9〜14.12、メゾ/ソプラノ向け)。図14.9は、よく形成された「頭声優位」の[e]から始め、顎を動かさず舌だけで[i]へグライドする。なぜ[e]を経由して[i]へ導くの?
[e]の第一フォルマントがこのピッチ(C5)に非常に近いからピヨ。[e]の大きな垂直方向の口腔開放を借りて、[i]をより良いfR1:1foの一致へ導くのが狙いピヨ。舌背は終始上顎臼歯に接触させ、[i]では意図的により高くするピヨ。音の位置的体性感覚は口腔内ではなく、硬口蓋の舌背のすぐ上、その内部か上方にあるべきピヨ。[i]は[ʏ]の質を帯びてよいが、理想的には[i]として説得力を保つピヨ。同じ過程は[o]→[u]でも有効ピヨ。図14.10では完全5度の跳躍で同じことを、図14.11では顎を適切に下げてfR1を1foに一致させるピヨ――ただし舌と臼歯の接触を失わず、無表情に陥らず。
その「無表情に陥るな」が繰り返し強調されるニャ。表情と共鳴は無関係に思えるのに、なぜそこまで言うの?無表情は何を壊す?
無表情は音の内的な高さの感覚を損なうからピヨ。過度な横広がりを避けることと、無表情であることは別物ピヨ。軽い表情から生じる微妙な唇の形づくりは取り除く必要がないピヨ:
“In other words, the lip muscles are relaxed and not spread, but “go along for the ride” with the light expressive activation of the cheeks. This strategy assists in maintaining the sensation of internal height of the tone.” → 言い換えれば、唇の筋肉はリラックスして広がってはいないが、頬の軽い表現的な活性化に「同乗する」ピヨ。この戦略が、音の内的な高さの感覚を維持するのに役立つピヨ。 14章 §fR1:1foの遷移と追跡の探究
頬骨筋の領域に心地よく持ち上がった頬があってよい、というのはこのためピヨ。表情は飾りではなく、収束型共鳴器と内的高さを支える機能的な装置ピヨ。
図14.12は[zi]を適切に開いて始め、上行でさらに開き下行で閉じる。そしてこの章で何度も出る「まずウープへ閉じてから、初めて1foを追跡するために開く」という順序。この順序にこだわる理由は?
順序が逆だと収束を確立する前に開いてしまい、発散に流れるからピヨ。先にウープ音色へ閉じて収束と内的高さを確立し、その後に1foを追って開く――その間も前方の挙上された軟口蓋・内的な微笑み・収縮のない喉・舌背の高さを保つピヨ。これが確立すれば、母音調整はどんなヴォカリーゼでもレパートリーでも応用できるピヨ。他母音への展開も明示されているピヨ――最高音がウープに移る調を選ぶ([o][e]はニ長調=開始A4、[ɛ][ɔ]はヘ長調)、次に全音高く始めて2音目を明確にウープへ。そしてこのシフトの起こし方が肝心ピヨ:
“This shift is ideally accomplished by a conceptual intention, not a muscular shape change, though it may help to simultaneously allow the head to tilt slightly up and back as the sound sensation shifts up and forward in order to avoid chin-tucking.” → このシフトは理想的には概念的な意図によって達成されるのであり、筋肉的な形の変更ではないピヨ。ただし音の感覚が上方・前方へ移る際、顎引きを避けるため頭を軽く上後方へ傾けることが同時に助けになりうるピヨ。 14章 §fR1:1foの遷移と追跡の探究
最終節は、ウープ音色をいちばん掴みやすい入口としてC5の狭母音[o]を使う。なぜ[o]、なぜC5なの?
この組み合わせだと、ウープ音色への移行が比較的はっきり聴こえるからピヨ。C5の狭い[o]では、[~u]的な音色成分が顕著に増えるピヨ:
“Entering and experiencing whoop timbre is fairly clear on a close [o] vowel at C5 in treble voices, at which pitch an [~u]-like tone color component will noticeably increase.” → 高声では、C5の狭母音[o]でウープ音色に入り体験することが比較的明瞭で、そのピッチでは[~u]的な音色成分が顕著に増加するピヨ。 14章 §ウープ音色における狭母音[o]の使用
その温かく暗い音色は口蓋の上方かつ前方の、より高い位置にあると概念化するのが最善ピヨ。ドイツ語の狭い[o]のようなかなり狭いバージョンの[o]を使うピヨ。
練習は3つの音列で段階化されているニャ。それぞれが何を担っているか整理したい。
複雑さを一段ずつ足す設計ピヨ:
①はウープへの移行、②はウープ内での追跡(開放)、③はウープから開始しての追跡――感覚を一段ずつ確実にするピヨ。原文は移行修正の内訳まで明示しているピヨ:
“[o u ʊ u o], mostly with passive migrations—only the Eb [ʊ] requires slight active (opening) modification.” → [o u ʊ u o] は大部分が受動的な移行であり、Ebの[ʊ]だけがわずかな能動的(開放する)修正を要するピヨ。 14章 §ウープ音色における狭母音[o]の使用
そして三つの探究すべてを「温かく安心させるような情動」で動機づけよ、と締めるピヨ。情動が技術の最後のスイッチになっているのが、この章らしい終わり方ピヨ。